こんにちは、chomoです。
汚部屋からの脱出シリーズ3回目です。
前回も実際の作業に取り掛かる準備のお話になってしまいましたので、今回はサクサク断捨離していこうと思います。
この記事では、断捨離マニュアル通りに実践してもなかなか捨てられない。全て必要だから捨てられない!どうしても物が減らない!と言うお悩みに寄り添います。
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断捨離とは…?
断捨離(だんしゃり)とは、
沖正弘が提唱したヨーガの思想。1976年の著書『ヨガの考え方と修業法 上巻』において「断捨離」という語が使用されている。
作家のやましたひでこが提唱し、商標登録している、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想。本項では主にこちらについて解説する。
-Wikipediaより引用-
断捨離は様々なメディアで取り上げられており、捨て方についてのコツや、気持ちの切り替え方など色々な手法が出ています。
代表的な内容としては
- 物を全て出して、捨てて、元に戻す
- 1年使わなかったものは使わないので捨てる
- 捨てにくい物はお別れの儀式をする
一つでも耳にした事があるのではないでしょうか?ですが、ここで先人たちの断捨離術を紹介しても仕方がありません。
実際に試してみて感じた事、失敗した事、陥りがちな罠を振り返ってみました。
『全部出して、捨てて、収納』の罠
私は断捨離マニュアルに則って、狭くて敷居の低そうな洗面台下から捨て始めました。
洗面台下だけなら狭いスペースですし、頑張れば1時間程度で終了します。
出して、捨てて、元に戻す。倒れていたスプレー類を整え、小物類をジップロックへまとめて…ゴチャゴチャになっていた洗面台下は見違えるように綺麗になりました。
しかし数日後に気が付きます、大して物が減っていないのです。確かに使いやすくはなったけれど、少し整理されただけであまり変わってない。
使っていくうちにスプレーは倒れ、小物は出したまま仕舞わない、あっという間に元の状態へ…
思い返してみると断捨離特集ではアドバイザーから言われてアレコレ捨てさせられていますね。思い出と別れを告げ涙を…なんてものありがちなシーン。
一般家庭では、プロを呼ばない限りは一人or家族だけでの作業。私情が挟まりジャッジが激甘設定なのです。
『とりあえず』も大切、物の量を把握できればOK!
かなり捨てたつもりでも、使わないものが残ってしまった残念な断捨離結果。
そんな「全然減ってないやん!」と言う工程も、今考えるととても大切な回り道でした。
- 何処に、何が、どれだけあるか把握できた
- 期限切れなど明らかなゴミはすぐに捨てられる
- 整理するだけでも見やすくなる
- 少しでも着手できると気分が軽くなる
汚部屋の民は一度断捨離をすれば、見違えるような結果になると思ってる方が多いと思います。私はそうでした。
ビフォーアフターで意気揚々とカメラを向け、写ったものは理想と程遠い収納。
物に埋もれている人が多少断捨離をしてもミニマリストのようにはなれません。
どこまで捨てたいかは人によって違いますが、断捨離は一度ではならず!
一周目は
- もう明らかに使わないぞ!
- このスペースに入らないやつだけ捨てる!
- とりあえず一箱だけでも減らすぞ!
と、軽く選んで捨てるだけでOKです。思い出の品にも今は涙せず後回しに。
ある程度整ってから、二周目で迷ったものを捨てていきましょう。
全部捨てなきゃいけないなんて考えずに期限切れ、劣化しているもの、明らかなサイズアウトなどだけ捨てていけば、気軽に手を出しやすい気がしませんか?
場所も洗面台の下だけ、化粧品の箱だけ、衣類チェスト一つだけ…まとめてやろうとハードルを上げずに、小さな場所からどんどんと手を広げて下さい。
一つ、過去の写真を発掘しました。
当時の私の化粧品入れはこの箱+持ち歩き用ポーチでした。
使っていないものも多く、美しくもありませんが、何がどれだけあるか量を把握して見やすくはなりました。ゴチャゴチャの投げ込み状態から第一歩。
こう言うちょっとした場所から取り組めば、いつかは全部屋・全収納が終わります。前向きに、焦らずに。
小さな収納の繰り返し、徐々にレベルUP
こうしてほんの少しずつ、出して、捨てて、仕舞って。
小さな収納を積み重ねていくと収納レベルもUPしていきます。物を捨てる事への抵抗感も徐々に少なくなりました。
初めは「何に入れたらいいか分からない」「とりあえず小袋に入れるか立てとけばいいのかな?」とスライムに苦戦する勇者。
キッチンの棚を全て片付けるようになる頃には、ドラゴンを倒せる勇者になっています。
ラスボス級の押入れに手を付ける頃には「あの時使ったアレが活用できそうかな?」と応用力が身に付き、自分で考えて収納出来るようになっているかも知れません。
このブログを参考に頂いている方であれば、きっと整理収納術についても他で学ばれている事でしょう。沢山の事例を見て真似をし、日常生活の中で試行錯誤していく事は必要不可欠です。
断捨離がほぼ完了するまでやるべきではない事
ズバリ、収納グッズを買い足す事です。
必要な物の見極めが終わった後に総量の把握。更に物の住所を決め終わった時点で初めて入れ物について考えて下さい。
まだまだ物を捨てきらない時点で収納グッズを買い足してしまうと、収納場所が増えた事によって断捨離が停滞。酷い場合は「入るからいっか♪」と物が増える原因になります。
部屋をスッキリ見せる為には棚種類や配置、グッズの統一も重要なポイントです。
安価だからと買い足したカラーボックス、買うのは簡単でも処分が難しいですよね?高価な家具であれば易々と処分することはできません。
収納グッズはなるべく現状維持、紙袋など手軽に処分出来るものを活用。どうしてもグッズが必要であれば、将来的に使いまわしの出来るシンプルで安価なアイテムに留めましょう。
個人的にはニトリのNインボックス、ファイルケースがオススメです。
我が家のパントリーでも大活躍しています★
あくまでもこの時点での収納グッズの購入は最低限ですよ!
ファースト断捨離で意識する事
初めの断捨離では気軽に捨てられるものを捨てる事、そしてなるべく同じカテゴリーの物をまとめて収納する事を心掛けます。
洗面所であれば洗濯洗剤のストック、シャンプーのストック、ヘアケアグッズ、美容グッズ等々…同じような用途の物を一か所へ。
また違う場所から出てきたものも分類した場所へ移動してあげると、今後物の住所を決める時にもスムーズですし普段の使い勝手も良くなるでしょう。
まだまだ駆け出しの状態、深く考えずに一つ一つ、達成感を噛みしめながら取り組んでみて下さい。
断捨離後、捨てたら困ったのか?
昔話になります。汚部屋時代の私も週一回はまとめて掃除をしていましたので、その直後は少しは見れた部屋になっていました。
ただ当時仕事がハードだった事もあり、平日の散らかり具合にイライラが爆発して情緒不安定に…
と、鍋を投げるレベルで荒れていました。
ある日散らかった部屋の中で全てが面倒臭くなり、服、食器、使い掛けの化粧品など手当たり次第にゴミ袋へ放り込みワッサワッサと捨てた事があります。
自暴自棄のとんでもない行動でしたが、冷静になった時に気付きました。
あんなに捨てたのに全然困っていない、それどころかスッキリしている。
普段使いの化粧品とかも捨ててしまいましたが似たような色合いのものを持ってましたし、服も沢山あるので全く問題なし。100均の皿なんて全く気に入っていないので痛くも痒くもない。
普段の断捨離でも、困り果てた事は一度もありません。ただし、買いなおせない物の断捨離だけは慎重に進めて下さいね。
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今日のchomo家
RoomClipで初めてモニターに当選致しまして、ルンバのレンタルモニターをしています。
楽して部屋を綺麗にするチートアイテムのルンバ君。
i7+と言う機種ですがマッピング機能に自動集塵と超高級品ならではの便利機能。レンタルモニターなので月初には返却しないといけないのが悲しい所。
モニターが終了したらお掃除ロボをお迎えすると決めました、もうロボ無しの生活には戻れません…
子供はまだルンバが怖いみたいですが、きっとそのうちオモチャを乗せて遊び始めるでしょう。笑
床にうっかり物を置きっぱなしにすると遭難して助けを求めてきます。
便利なロボに頼りたければ片付けろと言う事ですね。気を付けます。
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