収納

配線を美しく整える方法・前編。安全に配線をする為に知っておきたい事。

こんにちは!家電大好きchomoです。

色々な便利家電を取り入れ、趣味は夫婦揃ってゲーム!

夫婦のゲーム部屋 

テレビ回りやゲーム部屋は配線地獄なので
美しく・使いやすいように配線を整える事に尽力していますが
どうしてもついて回るのが安全性について。

今日はそんな家電の配線について書きたいと思います。

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 配線時の注意、安全に使うために知っておきたい事

普段は何気なく取り扱っている機器も全て電気が通るもの。
一歩間違えば感電や火災の危険があると言う事を忘れないで頂きたいです。

家庭でありがちな危険

・安全なワット数を超えての利用・タコ足配線
・ケーブルのまとめ過ぎで断線・発熱
・ホコリ等が原因のトラッキング現象が起きる

よく挙がるのがタコ足配線ですね。
何故ならテレビ回りに大量のコンセント差込口を作らない限りは
コンセントタップの使用はどうしても必要で多少のタコ足にはなります。

なので、タコ足の何が駄目なのかを理解して
配線に臨んで頂ければと思います!

はじめに!
私は電気の専門家ではありません。

新築時に自分で調べ、本職の電気屋さんに教わって
身に着けた知識ですが
プロではありませんので
参考程度にお願いします。

 

使用可能なワット数を超えての接続

一番起こりがちなものがコチラだとおもいます。
テレビ回りの機器は比較的ワット数が小さいのであまり
気にされない方も多いかも知れませんね。

分かりやすいのがキッチン。
朝炊飯をしながら、電子レンジでおかずを温め、お湯を沸かすと…

ブツン!

突然ブレーカーが落ちたりコンセントタップの
安全装置が働いて電源が落ちる事がありますね。

 同時使用が可能な電気の量

こちらが一般的なご家庭で
同時に使える電気の量です。

▼ 一つのコンセントでどの程度使えるかは
15A(電流)×100V(電圧)=1500W(電力)

▼ 更に一つの回路で利用できるワット数は
20A × 100V = 2000W

※ エアコンやクッキングヒーターなど例外も有り

ここで回路とは何か…
ご家庭のブレーカーを見てみて下さい。
ブレーカーが落ちた時に上げるレバーがありますね。
ざっくりそのレバー1つが1回路と思って頂いて大丈夫です。

我が家はコレ 

クリックして拡大頂くと見えると思いますが
部屋の名前や、エアコン・電子レンジなど
具体的な名前が振ってあります。
(記載がない場合も調べ方がありますのでネットで検索みて下さいね♪)

使える電気の量は

●部屋名は1部屋コンセント2~3個(差込み4~6口)で
同時使用 合計2000Wまで。

●電子レンジはコンセント1個(差込み2口)で
合計2000Wまでとなっています(専用回路)

もちろん回路の割振りはご家庭によって違います。

賃貸などは2部屋で1回路であったり
キッチン内でもコンセントによって回路が分かれていたり
他の部屋と一緒になっている場合もあります。

 同時使用のOK・NG例(我が家の場合)

『電子レンジ』単独回路(コンセント)の場合

〇 セーフ
・上のコンセントに電子レンジ(1400W)
・下のコンセントに携帯の充電器(12W)

× アウト
・上のコンセントに電子レンジ(1400W)
・下のコンセントにポット(700W)

『洋室(1部屋1回路)』の場合

〇 セーフ
・ Aコンセントにパソコン600W
・ Aコンセントにモニター120W
・ Bコンセントに電気ヒーター 1000W

・ エアコン(1500W)
※エアコンは単独回路になっているので↑からは計算外

× アウト
・ Aコンセントにパソコン600W
・ Aコンセントにモニター120W
・ Bコンセントに電気ヒーター 800W
・ Bコンコンセントにコタツ600W

コンセントA・Bそれぞれは1500W以下でセーフ
回路で考えると2000Wを超えていてアウト

ワット数の調べ方は、大体家電の型番などが
書かれているシールに記載されています。

無い場合は取扱説明書を見るか、
ネットで型番検索しメーカーのサイトでご確認下さい。

また、炊飯器などで炊飯時と保温時で
ワット数が異なるものがあったりします。

その場合、電子レンジを使いながら炊飯しなければ
セーフになる場合もあります。
基本的に避けた方がいいとは思いますが
賃貸など致し方ない場合は使うタイミングを調整下さい。

上の配電盤(ブレーカー)の写真で
電子レンジが二つありますがレンジが
二つあると言う訳ではありません。笑

キッチン家電は1000Wを超える
もしくはそれに近いものが沢山あって
朝晩など同時に使う機会が多いので
それぞれ個別に回路を取ってもらったのです。

これでブレーカーが落ちる原因の一つ
利用可能なワット数を超えてしまった場合と
言うのはお分かり頂けましたでしょうか?

ただし、これは超えてすぐに落ちる
と言う訳では無いようで短時間に超えただけでは
落ちずにそのまま使えたりする場合もあるそうです。

ただし、電気系統には負担が大きいですし
いつか火災に繋がるかも知れないですので
必ず守って頂きたいポイントです。

※ 他にもブレーカーが落ちる原因として
契約アンペア数や漏電などもあります。
ご興味ある方はGoogleなどで調べてみてくださいね♪

ケーブルのまとめ過ぎで断線・発熱に注意

配線を綺麗にまとめようとするあまり
束状に縛ったり、収納例ではジップロックのような小袋に入れて
密封&吊り下げしているケースも見受けられます。
(見た目はとても美しいです)

我が家でもかなりこじんまりまとめていますので
あまり人の事は言えませんが…危険です。

解いた状態だと気にならないかも知れませんが
ケーブル自体が熱を持つことがあります。
そんな時に小袋の中で放熱できずホカホカと温め続けれたら…
考えるだけで怖いですね。

ケーブルのおまとめはほどほどに。

また、家電を購入した時によくこんな形で束ねられていますが

一度解いた後はこんな形で
まとめてあげるのがケーブルには優しいです◎

どうしようもない場合もあるかと思いますが
負荷がかかり中で断線したり、熱が籠らないように
優しくゆるやかなカーブにしてあげてくださいね。

 ホコリ等が原因で火災の危険

私、昔に住んでいた賃貸で一度コンセントが溶けた事があります。

コンセントに差していたのは携帯の充電器のみ。
その場所に物が散乱していた訳でもないのですが
朝起きると溶けていました。

すぐに管理会社へ連絡し電気屋さんに
コンセントを交換して貰いましたがその時に言われた事。

「髪の毛一本でもコンセントの金属両方に
触れるとショートするから気を付けてね」

コンセント周りが散らかっている方は本当にお気をつけ下さい…

 

よくこんな傾き方をしたコンセントを見ませんか?


差込口が大きいものや、ケーブルが固いものは根元で浮きがちですね。
この隙間にフワッと髪の毛一本が乗るだけでアウトなのです。

そのコンセントが溶けた事件からは
定期的にコンセントの抜け具合をチェック
保険としてトラッキング防止の絶縁カバーのついた
コンセントタップを好んで使っています。

これなら安全度は増しますね◎

また、角度が急になりがちなコンセントには
こんな便利アイテムもあります。

差込口がぐるぐる回転できる優れものです。
大きなACアダプタを差し込むと、もう一つのアダプタに干渉して
差し込みにくい!と言うときにもくるっと角度を調整できたりします。

がぞう

電源タップも極力差込口の角度が変えらたり
ホコリの侵入防止にシャッターつきのものを。

子供が触る部分には手だけでは外しにくい
コンセントカバーをつけています。

そもそもコンセント自体に興味が湧かないように
チャイルドロック付きのカバーもつけて覆って隠しています。

やんちゃ坊主対策にはこちらの2商品が本当に重宝しています。

   

コンセントのキャップも100均など様々なものがありますね。

こちらは手では大人でもかなり外しにくく出来ていますが
コンセントさえあれば工具不要で取り外しができます。

お値段も控えめで買って良かった一つです。

予算に余裕があれば元のコンセント自体に
シャッターつきの物を導入したかった我が家でした。

 

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